共同訴訟 | 民事訴訟法
共同訴訟とは、複数の当事者を訴えること、また訴えられること。共同訴訟には、通常共同訴訟と必要的共同訴訟がります。
通常共同訴訟の場合は、ひとりの当事者に生じた事項は他の当事者に影響を及ぼさない。必要的共同訴訟は、全員について結論を一致して確定させなければなりません。
ですので、事例を判断するときは、当事者が複数いた場合に、それが、通常共同訴訟なのか、必要的共同訴訟なのかという判断をすることが大切です。
通常共同訴訟の場合は、弁論を分離して、判決を行うことも可能です。
婚姻の取り消し
婚姻関係に矛盾が生じることは許されないので、必要的共同訴訟になります。
当事者の一方が死亡した場合
当事者の一方が死亡した場合は、権利義務は相続人に受け継がれる。訴訟関係も、相続人に受継される。相続人が複数であった場合は、共同訴訟となる。